こんにちは。デジタルドクターのさくらです。
ホームページからもっと集客をするには?売り上げをあげるにはどうしたらいいか?
と考え始めと検索で「ホームページ 売上アップ」などのキーワードで検索すると出てくる「SEO」という言葉。
最近、この用語自体はブログを書く人まで浸透してきているようですが、結構誤解されていることが多い気がします。
先日クライアントから「seoやれば簡単に1位とれますよね?」と聞かれました。
こんな誤解が世間に広まっているのかとちょっと恐ろしくなり、クライアントからよく尋ねられる「SEOの誤解」を集めてみました。
誤解1 金をかければなんとかなる
誤解2 すぐに結果がでるんでしょう?
誤解3 SEOをやれば大丈夫でしょ?
誤解4 SEOすれば検索順位1位にしてもらえるんでしょ?
誤解5 SEO本の通りやればよいんでしょ。
誤解6 キーワードをつめこめば上位に表示できたはず!
誤解7 中古のドメインを手に入れたらどうにかできる
SEOについて多い誤解とは?
SEOというとweb業界では「Google検索エンジン最適化」を指します。
いろいろ検索エンジンがある中でなぜGoogleなのか?
下記の検索エンジンシェアーを見てください。Googleが約7割。YAHOO検索も基本はGoogle検索を採用しているので合せると約9割がGoogleということになります。GoogleのSEOをすればほぼOKなのだということがわかると思います。
日本国内の検索エンジンシェア
PC順位(ランキング) | 検索エンジン | シェア(%) |
---|---|---|
1 | 67.24 | |
2 | Yahoo | 25.15 |
3 | Bing | 6.95 |
4 | Baidu | 0.33 |
スマホ順位(ランキング) | 検索エンジン | シェア(%) |
---|---|---|
1 | 69.07 | |
2 | Yahoo | 29.84 |
3 | Baidu | 0.68 |
(2016年8月時点)※参考Desktop Search Engine Market Share Japan | StatCounter Global Stats
誤解1 金をかければなんとかなる
リンクを売る商売が横行していた昔々(10年前くらい)はお金を払ってリンクを買うことで順位が上がることがありました。しかし、今はどうにもなりません。そして、リンクの質次第でランクダウンや最悪はGoogleのindexから削除されてしまうリスクもあります。お金をかければなんとかなる時代は終わってしまいました。
サイトへの不自然な人為的、偽装、または不正なリンクのパターンが検出されました。PageRank を操作することを目的としたリンクの購入やリンク プログラムへの参加は、Google のウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)に違反しています。こうした行為をすると、サイトの一部またはすべてに対して手動による対策が実施される場合があります。
ー検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイドより抜粋ー
誤解2 すぐに結果を出したい!
SEOを施しても検索結果の順位はすぐにはあがらないのです。結果がでるのに最低でも1ヶ月。経験則では3か月~6か月くらいかかります。
誤解3 SEOをやれば大丈夫でしょ?
SEOは検索エンジンに対して行う言わば誘導対策です。誘導できたとしても、ページ自体にお客様がもとめている情報がなかったり、Webでの体験が悪かったり、そもそも商品に魅力がなければSEOをしても売上や集客にはむすびつきません。SEOは求めているお客様に気づいてもらいやすくするための1つの方法でしかありません。
誤解4 SEOすれば検索順位1位にしてもらえるのでしょ?
SEO施策をしても効果の保証はありません。上位表示をするために施策をおこないますが順位を保証することはむずかしいです。
誤解5 SEOの本に書いてある通りやればよいのでしょ。
本にもいろいろあるので一概には言えないです。また、Googleのアリゴリズムは結構な頻度で変わります。情報が正しいのかは最新の情報を確認するべきです。まずは最低限Google検索エンジン最適化(SEO)スターターガイドにある基本を押さえましょう。そのうえで、ユーザーが本当に求めている情報をリサーチし、仮説をたてて、出してみる。その結果をもとに検証を繰り返し行っていき正解を探っていくことが大事です。
誤解6 キーワードをつめこめば上位に表示できたはず!
10数年前そんな時代もありました。しかし今は違います。ユーザーが読みづらいほどキーワードを詰め込んだり、ペラペラな内容では評価されなくなっています。古いSEO情報でサイトを修正する際には気をつけましょう。スパム扱いされる方法も含んでいることもありますので。
誤解7 中古のドメインを使えばすぐに上位表示される
良質の被リンクをもっている中古ドメインは価値が高い!世間のドメイン販売業者は高らかに宣伝しています。でも、本当に効果があるのでしょうか?中古ドメインは新規で購入した中にも実は入っています。私のドメインもあるトラブルから以前使われていたことを知りました。だから、区分は中古ドメインのはずですが効果は感じられません。また、中古ドメインの中には評価の低いリンクがあるかもしれません。評価の低いリンクがあると全体のサイトの評価に影響がでる可能性があるので、仕事でwebサイトを使う方にはおすすめできません。
SEOは変わり続けている
Googleの検索ルールはアリゴリズムと呼ばれています。アリゴリズムは簡単に言えば「ルール」。そのルールはネット環境や人の価値観の変化なども反映し常に変わり続けています。以前は主流だったSEOテクニックは通用しなくなることも多いです。一説によるとSEOを判断する指標は数百→数千になったとか。
SEOが怪しいといわれるのは成果が見えづらいのと「何をしたら」「どれくらい検索順位が上がった」などの実例は極めて少ないことも要因なのでしょう。(あやしい実績は多いですので注意)
私が管理サイトで数年間あるキーワードで1位維持しているものがあります。

ここで、どんなことをしているのかこの投稿を読んでいただいた方だけに特別お教えします。
正・攻・法です。(期待させてごめんなさい(^_-)-
タイトル、ディスクリプション、見出し、被リンク、ファイル名、画像のalt名、サイト構造、構造化データ、更新頻度、SNS、順位チェック、競合サイトチェックなど使えるものを活用しながら日々変化の検証をおこなっているだけです。正直Googleのご機嫌次第なところもあり、順位が下がることもありますが、それは一瞬なので見極めて対応することが肝心です。
今まで自分のホームページにはSEOなど何もやってこなかったという方は、まずは下記対応をするだけでもサイトの順位が変わるかもですよ。まずは下記の内容をチェックしてみましょう。自分のサイトのキーワードを決めて、そのキーワードでタイトル、ディスクリプション、ページ内の見出しマーククアップし直す。
他にも必要なものがあるのでそれはまた次の機会に!
まとめ
SEOはホームページに見込み客を呼び込むのに効果的なテクニックです。うまく使えば小さな企業でも大きな効果を生むことができます。ですが、Googleアリゴリズムは日々変化します。また、小手先のSEOでは最近は通用しなくなってきました。自分の知識が古くなってないか、最新情報のチェックを怠りなく!こちらでも海外の最新情報なども徐々に充実させていきます。