ウェブ担当者が知っておくべきSEOとコンテンツの新鮮さの関係

ウェブ担当者が知っておくべき SEOと情報の新鮮さの関係

こんにちは、さくらです。最近、Twitterなどでホームページやブログなどは「新鮮さ(Freshness)が大事」という声をよく聞くようになりました。お客様に新しい情報やコンテンツを提供することはとても大事です。ブログの更新日付が古いと内容まで古く感じることがありますが、コンテンツによってはページや情報を更新する必要のないものもありますよね。そういったものすべてに「新鮮さ(Freshness)」 は必要なのでしょうか?

今回はコンテンツの新鮮さとSEOについてウェブマスターが知っておくと役に立つ内容をまとめました。

【結論】
「コンテンツの新鮮さ」はランキング要因なのか?
→ 「QDF(Query Deserves Freshness )」という指標がありランキング要因の1つ
「コンテンツの新鮮さ」がSEOに関りがあるのか?
関りはあります、ただし、ジャンルやクエリによります。
「新鮮さ」の基準は?
正確な基準はない。ただし、ページの文字を変えたり、日付を変えただけの変更では新しいとは判断されない。

目次

コンテンツの新鮮さに関してのGoogleアリゴリズム

実はコンテンツの新鮮さについては2011年11月「 フレッシュネスアップデート(Freshness Update))」で発表されています。もう10年以上前から始まっているのです。この頃はパンダ🐼アップデートなど名前はかわいいけど実態はかわいくないアップデートが多くいろいろ大変な時期でしたw

フレッシュネスアップデート

フレッシュネスアップデートとは「鮮度を必要とするコンテンツ」と「必要としないコンテンツ」を区別するアルゴリズムです。

例えば「家電のランキング」、最新情報を知りたい人が多いですよね。突発的な地震や災害の情報は1分でも新しい情報が欲しい。反対に「本能寺の変」の記事や「ココ・シャネル」の伝記などの歴史物語に新鮮さを求めません

コンテンツによって「情報の鮮度」の重要性が変わります。

このアップデートによって、検索結果に最新コンテンツが表示されるようになりました。では「情報の鮮度の高さ」は何を基準にしているのでしょうか?

Query Deserves Freshness(QDF)とは

このフレッシュネスアップデート発表の際に示されたのが「情報鮮度がユーザーにとって重要となるコンテンツ」のGoogle の対処方針です。

この更新は、検索全体の約 35% にかかわる更新で、下記に示すような様々なレベルの情報鮮度に対応し、どのような場合により新しい、関連性の高い検索結果を出すべきか、今まで以上に高度に判定できるようになります。

最新の出来事や注目のトピック
ウェブに流れ始めた最新の出来事や注目のトピックについては、最新情報をすぐに手に入れたいものです。たとえば、[ 大阪 知事選 ] や[ 地震] 等の最近の出来事を検索するときに、数分前~数時間前のフレッシュな情報が表示されます。

定期的に発生するイベント

[ 東京マラソン ] 等の毎年開催されるイベントや、[ 言語処理学会年次大会 ] や[ ミッドタウン クリスマス ] 等、定期的に繰り返し発生するものも、最新の情報が表示されます。

繰り返し更新されるもの

[ 朝ドラ 視聴率 ] や[ スマートフォン 日本 市場規模 ]など、定期的ではないものの、繰り返し更新される情報を探しているときにも役立ちます。

https://japan.googleblog.com/2011/11/blog-post.html

これは QDFと呼ばれていています。QDFとは「Query Deserves Freshness」の略で、直訳すると「新鮮さに値するクエリ」です。 実際には2007年に開始され、フレッシュネスアップデートの際に更新されました。QDFアルゴリズムはこの3つが特定のトピックをカバーしていて、あるトピックが人気になり、検索が普通よりも極端に増えた場合、検索クエリに新しい情報を表示させた方がよいとGoogle が判断したものに適応されます。

実際、QDFアルゴリズムはすべての種類のクエリに適用されるわけではありません。ユーザーの意図に合わせて関連するコンテンツと結果を返すということを使命としています。
特定の定期的なイベント(音楽祭、イベント、年次フェア、選挙などの政治イベント)だけでなく、
頻繁な更新最近の情報を必要とするコンテンツ(「最高のスマートフォン」というクエリなどのテクノロジーやスポーツ、ガジェット、求人など)。
ニュースやトレンドのテーマなど、有益なタイプのクエリ
などが対象となりますので、一般的なコンテンツやトランザクショナルなクエリに「影響」はありませんが、 Covid-19でのパンデミックに見られたように、現実世界の出来事に合わせて変化する可能性のあるルールが常に適用されます。 

QDFソリューションは、トピックが「ホット」であるかどうかを判断することを中心に展開されます。ニュースサイトやブログ投稿がトピックについて積極的に書いている場合、モデルは、ユーザーが現在の情報を必要とする可能性が高いトピックであると判断します。このモデルは、Google独自の数十億の検索クエリのストリームも調べます。

– Amit Singhal、シニアVPおよびGoogleフェロー

「コンテンツの新鮮さ・情報更新」ウェブマスターはどう対処したらいいのか?


古い動画ですがGoogleのウェブスパムチーム/品質管理チームの責任者だったマット・カッツ氏のWebmasterビデオ(2012/10/2)がとても参考になりますのでご紹介します。このビデオ回ではユーザーから「ページの新鮮さ」についてこんな質問がありました。

Googleは過去に、頻繁に更新されるページはランキングが上がると表明しています。(QDF)これは、頻繁に更新される理由が少ない企業サイトよりブログやニュースサイトを優遇しているように思えます。「新鮮さ」はどのくらい重要なシグナルなのですか?

「ページの新鮮さ」の重要性に対するマット・カッツ氏 の回答

質問者に対する回答は下記の通りです。(意訳しています。)
ブログやホームページのどこかが頻繁に更新されたからと言って必ず適用されるものではないし、自動的に順位が上がるというものでもない。私はそんな風に解釈していませんが、人々がどんな検索をするのかを考えるという意味では、以前Aundre Broderは、「検索にはナビゲーショナルなものもあれば、インフォメーショナルなもの、あるいはトランザクショナルなものもある」と書いています。(ナビゲーショナル、インフォメーショナル、トランザクショナルの説明はウェブ担当者が知っておくべき検索意図についての記事をご覧ください)

クエリとは
データベース管理システムに対する問合せ(処理要求)のことをいいます。検索の時に使われるクエリとは、検索したい時に検索条件を記述したクエリのこと。Googleなどの検索サイトで検索窓に入力するキーワードも検索クエリと言われます。

ナビゲーショナルなクエリは例えば「IBM」や「HP(ヒューレッドパッカード)」のように公式ホームページを探しているかもしれない。インフォメーショナルなクエリは 「Firefoxのデフォルトのプリンタ設定」「 トイレを診断する 」など何かを調べる検索で、 トランザクショナルなクエリは商品を購入するための検索の可能性があります。でも、それは非常に広い階層で、もっと深堀りすると新鮮な情報を探している人がいることがわかります。

例えば「地震のような出来事の発生」はQDFに当てはまります。こういったクエリには情報の鮮度が重要視されます。しかし、すべてのクエリに新鮮さが必要なわけではありません。ナビゲーショナルなクエリで時が経っても内容が変わらない情報には「新鮮さ」はそれほど重要視されないだろう。

Googleでは検索順位を決定するため200以上の指標を使っています。だから、「新しいコンテンツは評価が高いらしいから毎日ページの単語を変更して、日付を変更すればGoogleには新しいコンテンツだと思わせることができるぜ!」と考えてもこんな姑息な手では実際に上位表示につながる可能性はありません「QDF」はニュースや最新情報が求められるニッチなジャンルでなければまったく心配する必要はありません。

たとえば「SEO」という検索ワードの場合、常に何らかのイベントが開催されているが、不変のコンテンツがいくつかあります。『テックミーム(Techmeme)』(テックニュースの老舗定番サイト)の一番上のあるものや 『 dujourストーリー 』 (セレブ系情報サイト)のような流行りものに飛びつくよりもそういった種類の記事に取り組んだほうがいいと思う。

200以上あるうちの1つの指標にしか過ぎない「新鮮さ」について考えるのは、ほかの指標を見過ごすことになるので私なら時間をかけないだろう。

『 Engadget The Verge 』 (アメリカのテクノロジーニュースウェブサイト)やゲームのように最新の情報を競うジャンルで記事を書いているのであれば、新鮮で関連するコンテンツを作るのをおすすめします。でも、それは新しく見えるようにページを書き直したり単語を変えたりするものではない。

Googleは新鮮であることが役に立つ場合と昨日よかったホームページが今日もよいのかという通常検索をうまく使い分けようとしています。

(上記内容はかなり意訳していますので、一次情報を見たい方は下記の動画をご覧ください。翻訳はつけられますが、ちょっと何言っているかわからない訳も多い・・)

SEOのためでなく顧客の求めている新鮮な情報を提供しよう

QDFアリゴリズムは一般的な企業サイトはほぼ気にする必要がないというがわかりました。トレンド関連や採用情報などを扱うブログやサイトでは気にかけるべき指標の1つなのです。

では、QDF対象になりそうなクエリを扱うコンテンツ以外は何もしなくていいのか?というとそんなことはありません。情報の新しいことは検索結果だけでなく他の表示にも波及する可能性があります。またGoogle検索結果で更新日が新しいほど最新の情報がでているのではと思って来訪者が訪れる可能性が高くなります。では、具体的にどんなことをしておけばいいのか?

Google トレンドを参照
ブログなどではトレンド情報で集約したい場合はGoogle トレンドでキーワードの人気度など確認しましょう。QDFは一時的な人気の可能性が高いので作った時にはブームが終わっているかもしれないですけど・・。

更新日などの構造化データの実装
ブログ投稿ではタイムスタンプの更新はいくらでも変更ができるので意味がないと言われています。でも、情報公開日はやっぱり重要ですので構造化データに入れておきましょう。構造化データを使用すると、検索結果のSERPやリッチスニペットで表示したり、ナレッジグラフの一部として表示される可能性もあるのでしっかり対応しておきましょう。

構造化データとは
簡単に言うとGoogleにページの意図を伝える手がかりとしてまとめたデータのことです。ホームページ内にプログラムが読み取れる形で記述されています。

一般的なサイトやブログは影響を受けないようですが、私の管理サイトでは情報の鮮度が評価されていると思われる企業があります。小さなお菓子教室ですがビックワードで上位表示され続けています。長期にわたっての毎月コンスタントに情報更新を続けていること。これは評価の1つだと思っています。なぜなら、更新が少なくなった時に順位が落ちました。競合上との関係かもしれないですが、そのため、更新頻度は毎月一定を保つようにしています。現在は他のランキング要因で少し順位を落としているようです。

情報の鮮度がコンバージョン条件に関わる場合はQDFの対象ではなくてもコンテンツ鮮度には気をつけたいですね。
求人情報を出す場合、求職者からすれば採用終了となった情報はいらないです。しかし、SEOを意識してなのかいつまでも残しているところが多いです。検索して出てきたのが採用終了情報だったっと読み終わって気づいた時には腹が立ちました(体験談)そんな情報を載せ続けている会社のイメージは確実にダウンにつながります。

サイトの情報を常に新しい情報に保つことはおもてなしだと考えています。できるだけ鮮度のいい魚を並べるのように鮮度のいいコンテンツや情報を並べる努力をしていきたいですね。思いっきり棚上げしていますが私のブログは鮮度が悪いので反省しています・・・はい・・ほんとに・)

このページのイラストはshigureni free illust  さんのフリー素材を使わせていただいています。シンプルでかわいいイラストが特徴です。

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